道路交通法関係 1問1答形式の問題 R2.8・R1.8・H31.3

1問1答3回分R208-H3103道交法 1問1答

令和2年8月、令和元年8月、平成31年3月の過去問

3回分の過去問を分析し出る順番に並べ替えています。
試験問題ですと、問13から問17です。

問題文を読み、正・誤の判断をしてください。ただし、語群から選ぶ問題もあります。

※問題のすぐ右下に答えがあります。
問題文が 〇 の場合は簡単な解説は基本的にありません。(解説があったほうが理解が深まる問題は解説があります)
問題文が × の場合は簡単な解説があります。

スクロールし過ぎますと答えが見えますのでご注意ください。
パソコンで閲覧の場合:目次からページ内ジャンプしますと答えが見えてしまいますのでご了承ください。

 

問ごとの問題内容の比較 R2.8~H31.3

1問1答の前に問べつの問題内容を見てみましょう。
下記の表は過去問3回分の問13から問17の問題で問われている内容です。

道交法問べつ内容比較表R2.8・R1.8-H31.3の3回分

 

道路交通法関係は、問べつに比較しますとほとんど違う内容になっています。
しかし、横断して似たような選択肢が出題されていることもあります。ここでは、似たような選択肢を並べ替え、連続して問題を解くことで知識が定着するようにしました。

ですから、過去問を繰り返し解くことは知識を固めるにはとても有効です。

だいたい問ごとに4つの選択肢があります。
次からの1問1答は、この選択肢を1問ずつにバラしています。
最初はこの方が勉強しやすいでしょう。是非ご活用ください。

 

1問1答 目次 R2.8からH31.3(3回分)

1.「徐行及び一時停止」、「自動車の運転者の遵守事項及び故障等の場合の措置」、「運転者及び使用者の義務等」、「合図等」、「追越し等」、「交差点等における通行方法」、「車両の交通方法」に関する問題

2.「停車及び駐車等」に関する問題

3.「乗車、積載及び過積載」に関する問題

4.「交通事故の場合の措置」に関する問題

5.「自動車の法定速度」に関する問題

6.「道路交通法に照らした記述」、「車両通行帯等」、「車両の交通方法等」に関する問題

7.「第一種免許の自動車免許の自動車の種類等」に関する問題

8.「酒気帯び運転等の禁止等」に関する問題

1.「徐行及び一時停止」、「自動車の運転者の遵守事項及び故障等の場合の措置」、「運転者及び使用者の義務等」、「合図等」、「追越し等」、「交差点等における通行方法」、「車両の交通方法」に関する問題

(令和2年8月 「交差点等における通行方法」で出題)
左折又は右折しようとする車両が、法令の規定により、それぞれ道路の左側端、中央又は右側端に寄ろうとして手又は方向指示器による合図をした場合においては、その後方にある車両は、その速度又は方向を急に変更しなければならないこととなる場合を除き、当該合図をした車両の進路の変更を妨げてはならない。

 

 

 

答 〇

 

(平成31年3月 「合図等」で出題)
停留所において乗客の乗降のため停車していた乗合自動車が発進するため進路を変更しようとして手又は方向指示器により合図をした場合においては、その後方にある車両は、その速度を急に変更しなければならないこととなる場合にあっても、当該合図をした乗合自動車の進路の変更を妨げてはならない。

 

 

答 ×

正しくは、停留所において乗客の乗降のため停車していた乗合自動車が発進するため進路を変更しようとして手又は方向指示器により合図をした場合においては、その後方にある車両は、その速度又は方向を急に変更しなければならないこととなる場合を除き、当該合図をした乗合自動車の進路の変更を妨げてはならない

 

(平成31年3月 「合図等」で出題)
車両(自転車以外の軽車両を除く。)の運転者は、左折し、右折し、転回し、徐行し、停止し、後退し、又は同一方向に進行しながら進路を変えるときは、手、方向指示器又は灯火により合図をし、かつ、これらの行為が終わるまで当該合図を継続しなければならない。(環状交差点における場合を除く。)

 

 

 

答 〇

(平成31年3月 「合図等」で出題)
車両(自転車以外の軽車両を除く。)の運転者が同一方向に進行しながら進路を左方又は右方に変えるときの合図を行う時期は、その行為をしようとする地点から30メートル手前の地点に達したときである。

答 ×

その行為をしようとする地点から30メートル手前の地点に達したとき、が誤り。正しくは、その行為をしようとする時の3秒前のとき

(平成31年3月 「合図等」で出題)
車両(自転車以外の軽車両を除く。)の運転者が左折又は右折するときの合図を行う時期は、その行為をしようとする地点(交差点においてその行為をする場合にあっては、当該交差点の手前の側端)から30メートル手前の地点に達したときである。(環状交差点における場合を除く。)

答 〇

(令和2年8月 「追越し等」で出題)
車両は、法令に規定する優先道路を通行している場合における当該優先道路にある交差点を除き、交差点の手前の側端から前に30メートル以内の部分においては、他の車両(軽車両を除く。)を追い越そうとするときは、速やかに進路を変更しなければならない。

答 ×

追い越そうとするときは、速やかに進路を変更しなければならない、が誤り。正しくは、追い越すため、進路を変更し、又は前車の側方を通過してはならない

(令和2年8月 「追越し等」で出題)
車両は、他の車両を追い越そうとするときは、その追い越されようとする車両(以下「前車」という。)の右側を通行しなければならない。ただし、法令の規定により追越しを禁止されていない場所において、前車が法令の規定により右折をするため道路の中央又は右側端に寄って通行しているときは、その左側を通行しなければならない。

答 〇

(令和2年8月 「追越し等」で出題)
車両は、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため、停止し、若しくは停止しようとして徐行している車両等に追いついたときは、その前方にある車両等の側方を通過して当該車両等の前方に割り込み、又はその前方を横切ってはならない。

答 〇

(令和2年8月 「追越し等」で出題)
車両は、進路を変更した場合にその変更した後の進路と同一の進路を後方から進行してくる車両等の速度又は方向を急に変更させることとなるおそれがあるときは、進路を変更してはならない。

答 〇

(令和2年8月 「運転者及び使用者の義務等」で出題)
免許を受けた者が自動車等を運転することが著しく道路における交通の危険を生じさせるおそれがあるときは、その者の住所地を管轄する公安委員会は、点数制度による処分に至らない場合であっても運転免許の停止処分を行うことができる。

答 〇

(令和2年8月 「運転者及び使用者の義務等」で出題)
免許証の更新を受けようとする者で更新期間が満了する日における年齢が70歳以上のもの(当該講習を受ける必要がないものとして法令で定める者を除く。)は、更新期間が満了する日前6ヵ月以内にその者の住所地を管轄する公安委員会が行った「高齢者講習」を受けていなければならない。

答 〇

(令和元年8月 「自動車の運転者の遵守事項及び故障等の場合の措置」で出題)
自動車の運転者は、故障その他の理由により高速自動車国道等の本線車道若しくはこれに接する加速車線、減速車線若しくは登坂車線又はこれらに接する路肩若しくは路側帯において当該自動車を運転することができなくなったときは、道路交通法施行令で定めるところにより、停止表示器材を後方から進行してくる自動車の運転者が見やすい位置に置いて、当該自動車が故障その他の理由により停止しているものであることを表示しなければならない。

答 〇

(令和元年8月 「自動車の運転者の遵守事項及び故障等の場合の措置」で出題)
運転免許(仮運転免許を除く。)を受けた者が自動車等の運転に関し、当該自動車等の交通による人の死傷があった場合において、道路交通法第72条第1項前段の規定(交通事故があったときは、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。)に違反したときは、その者が当該違反をしたときにおけるその者の住所地を管轄する都道府県公安委員会は、その者の運転免許を取り消すことができる。

答 〇

(令和2年8月 「車両の交通方法等」で出題)
車両は、道路外の施設又は場所に出入するためやむを得ない場合において歩道等を横断するとき、又は法令の規定により歩道等で停車し、若しくは駐車するため必要な限度において歩道等を通行するときは、徐行しなければならない。

答 ×

徐行しなければならない、が誤り。正しくは、歩道等に入る直前で一時停止し、かつ、歩行者の通行を妨げないようにしなければならない

(令和2年8月 「運転者及び使用者の義務等」で出題)
車両等は、横断歩道等に接近する場合には、当該横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該歩行者等の直前で停止することができるような速度で進行し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。

答 ×

当該歩行者等の直前で停止することができるような速度で進行し、が誤り。正しくは、当該横断歩道等の直前で一時停止し

(令和元年8月 「徐行及び一時停止」で出題)
車両等は、横断歩道に接近する場合には、当該横断歩道を通過する際に当該横断歩道によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道の直前で停止することができるような速度で進行しなければならない。

答 〇

(令和元年8月 「自動車の運転者の遵守事項及び故障等の場合の措置」で出題)
車両等の運転者は、身体障害者用の車椅子が通行しているときは、その側方を離れて走行し、車椅子の通行を妨げないようにしなければならない。

答 ×

その側方を離れて走行し、が誤り。正しくは、身体障害者用の車椅子が通行しているときは、一時停止し、又は徐行して、車椅子の通行を妨げないようにしなければならない。

(令和元年8月 「徐行及び一時停止」で出題)
交差点又はその附近において、緊急自動車が接近してきたときは、車両(緊急自動車を除く。)は、交差点を避け、かつ、道路の左側(一方通行となっている道路においてその左側に寄ることが緊急自動車の通行を妨げることとなる場合にあっては、道路の右側)に寄って一時停止しなければならない。

答 〇

(令和元年8月 「徐行及び一時停止」で出題)
車両等は、道路のまがりかど附近、上り坂の頂上附近又は勾配の急な上り坂及び下り坂を通行するときは、徐行しなければならない。

答 ×
誤り。勾配の急な上り坂は、徐行すべき場所には該当しない

(令和元年8月 「自動車の運転者の遵守事項及び故障等の場合の措置」で出題)
車両等の運転者は、児童、幼児等の乗降のため、道路運送車両の保安基準に関する規定に定める非常点滅表示灯をつけて停車している通学通園バスの側方を通過するときは、できる限り安全な速度と方法で進行しなければならない。

答 ×

出来る限り安全な速度と方法で進行、が誤り。正しくは、徐行して安全を確認しなければならない。

(令和2年8月 「交差点等における通行方法」で出題)
車両は、左折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、できる限り道路の左側端に沿って(道路標識等により通行すべき部分が指定されているときは、その指定された部分を通行して)徐行しなければならない。

答 〇

(令和元年8月 「徐行及び一時停止」で出題)
車両は、環状交差点において左折し、又は右折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、できる限り環状交差点の側端に沿って(道路標識等により通行すべき部分が指定されているときは、その指定された部分を通行して)徐行しなければならない。

答 〇

(令和2年8月 「車両の交通方法等」で出題)
車両等は、踏切を通過しようとするときは、踏切の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下同じ。)で停止し、かつ、安全であることを確認した後でなければ進行してはならない。ただし、信号機の表示する信号に従うときは、踏切の直前で停止しないで進行することができる。

答 〇

(令和2年8月 「交差点等における通行方法」で出題)
車両等(優先道路を通行している車両等を除く。)は、交通整理の行われていない交差点に入ろうとする場合において、交差道路が優先道路であるとき、又はその通行している道路の幅員よりも交差道路の幅員が明らかに広いものであるときは、その前方に出る前に必ず一時停止しなければならない。

答 ×

その前方に出る前に必ず一時停止しなければならない、が誤り。正しくは、徐行しなければならない

(令和2年8月 「交差点等における通行方法」で出題)
車両等は、交差点に入ろうとし、及び交差点内を通行するときは、当該交差点の状況に応じ、交差道路を通行する車両等、反対方向から進行してきて右折する車両等及び当該交差点又はその直近で道路を横断する歩行者に特に注意し、かつ、できる限り安全な速度と方法で進行しなければならない。

答 〇

2.「停車及び駐車等」に関する問題

(令和元年8月出題)
次の文中、Aに入るべき字句を下の枠内の選択肢(①~③)から選びなさい。なお、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため一時停止する場合には当たらないものとする。

車両は、交差点の側端又は道路のまがりかどから[ A ]以内の道路の部分においては、停車し、又は駐車してはならない。

① 3メートル    ② 5メートル     ③ 10メートル

 

 

 

 

 

答 ②

 

(平成31年3月出題)
車両は、交差点の側端又は道路のまがりかどから5メートル以内の道路の部分においては、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため一時停止する場合のほか、停車し、又は駐車してはならない。

答 〇

(令和元年8月出題)
次の文中、Dに入るべき字句を下の枠内の選択肢(①~③)から選びなさい。なお、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため一時停止する場合には当たらないものとする。

車両は、踏切の前後の側端からそれぞれ前後に[ D ]以内の部分においては、停車し、又は駐車してはならない。

① 3メートル    ② 5メートル     ③ 10メートル

 

  

 

 

 

答 ③

 

(平成31年3月出題)
車両は、人の乗降、貨物の積卸し、駐車又は自動車の格納若しくは修理のため道路外に設けられた施設又は場所の道路に接する自動車用の出入口から5メートル以内の道路の部分においては、駐車してはならない。

答 ×
5メートル、が誤り。正しくは、3メートル

(令和元年8月出題)
次の文中、Bに入るべき字句を下の枠内の選択肢(①~③)から選びなさい。なお、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため一時停止する場合には当たらないものとする。

車両は、横断歩道又は自転車横断帯の前後の側端からそれぞれ前後に[ B ]以内の道路の部分においては、停車し、又は駐車してはならない。

① 3メートル    ② 5メートル    ③ 10メートル

 

 

 

 

 

答 ②

 

(平成31年3月出題)
車両は、消防用機械器具の置場若しくは消防用防火水槽の側端又はこれらの道路に接する出入口から5メートル以内の道路の部分においては、駐車してはならない。

答 〇

(平成31年3月出題)
車両は、火災報知機から5メートル以内の道路の部分においては、駐車してはならない。

答 ×
5メートル、が誤り。正しくは、1メートル

(令和元年8月出題)
次の文中、Cに入るべき字句を下の枠内の選択肢(①~③)から選びなさい。なお、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため一時停止する場合には当たらないものとする。

車両は、安全地帯が設けられている道路の当該安全地帯の左側の部分及び当該部分の前後の側端からそれぞれ前後に[ C ]以内の道路の部分においては、停車し、又は駐車してはならない。

① 3メートル     ② 5メートル     ③ 10メートル

 

 

 

 

 

答 ③

 

(令和2年8月 「交差点等における通行方法」で出題)
下の道路標識は、「車両は、8時から20時までの間は停車してはならない。」ことを示している。

R2.8問17画像「道路標識、区画線及び道路標識に関する命令」に定める様式
斜めの帯及び枠を赤色、文字及び縁を白色、地を青色とする。

答 ×
停車してはならない、が誤り。正しくは、駐車してはならない

3.「乗車、積載及び過積載」に関する問題

(平成31年3月出題)
積載物の高さは、3.8メートル(公安委員会が道路又は交通の状況により支障がないと認めて定めるものにあっては3.8メートル以上4.1メートルを超えない範囲内において公安委員会が定める高さ)からその自動車の積載をする場所の高さを減じたものを超えてはならない。

答 〇

(平成31年3月出題)
車両(軽車両を除く。)の運転者は、当該車両について政令で定める乗車人員又は積載物の重量、大きさ若しくは積載の方法の制限を超えて乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。ただし、当該車両の出発地を管轄する警察署長による許可を受けてもっぱら貨物を運搬する構造の自動車の荷台に乗車させる場合にあっては、当該制限を超える乗車をさせて運転することができる。

答 〇

(平成31年3月出題)
警察署長は、荷主が自動車の運転者に対し、過積載をして自動車を運転することを要求するという違反行為を行った場合において、当該荷主が当該違反行為を反復して行うおそれがあると認めるときは、内閣府令で定めるところにより、当該自動車の運転者に対し、当該過積載による運転をしてはならない旨を命ずることができる。

答 ×

当該自動車の運転者に対し、当該過積載による運転をしてはならない旨、が誤り。正しくは、当該行為をした者(この問題の場合は、荷主)に対し、過積載をして自動車を運転することを要求する違反行為をしてはならない旨を命ずることができる。

(平成31年3月出題)
準中型自動車とは、大型自動車、中型自動車、大型特殊自動車、大型自動二輪車、普通自動二輪車及び小型特殊自動車以外の自動車で、車両総重量3,500キログラム以上、7,500キログラム未満のもの又は最大積載量2,000キログラム以上4,500キログラム未満のものをいう。

答 〇

4.「交通事故の場合の措置」に関する問題

(平成31年3月出題)
道路交通法に定める交通事故の場合の措置についての次の文中、A、B、C、Dに入るべき字句としていずれか正しいものを1つ選びなさい。

交通事故があったときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員は、直ちに車両等の運転を停止して、[ A ]し、道路における[ B ]する等必要な措置を講じなければならない。この場合において、当該車両等の運転者(運転者が死亡し、又は負傷したためやむを得ないときは、その他の乗務員)は、警察官が現場にいるときは当該警察官に、警察官が現場にいないときは直ちに最寄りの警察署の警察官に当該交通事故が発生した日時及び場所、当該交通事故における[ C ]及び負傷者の負傷の程度並びに損壊した物及びその損壊の程度、当該交通事故に係る車両等の積載物並びに[ D ]を報告しなければならない。

A 1. 事故状況を確認            2. 負傷者を救護

B 1. 危険を防止              2. 安全な駐車位置を確保

C 1. 死傷者の数              2. 事故車両の数

D 1. 当該交通事故について講じた措置    2. 運転者の健康状態

答 A=2、B=1、C=1、D=1

5.「自動車の法定速度」に関する問題

(平成31年3月出題)
貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量5,995キログラムの自動車の最高速度は、道路標識等により最高速度が指定されていない片側一車線の一般道路においては、時速60キロメートルである。

答 〇

(令和2年8月 「車両の交通方法等」で出題)
貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量8,500キログラムの自動車は、法令の規定によりその速度を減ずる場合及び危険を防止するためやむを得ない場合を除き、道路標識等により自動車の最低速度が指定されていない区間の高速自動車国道の本線車道(政令で定めるものを除く。)における最低速度は、時速50キロメートルである。

答 〇

(平成31年3月出題)
貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量7,520キログラムの自動車は、法令の規定によりその速度を減ずる場合及び危険を防止するためやむを得ない場合を除き、道路標識等により自動車の最低速度が指定されていない区間の高速自動車国道の本線車道(政令で定めるものを除く。)における最低速度は、時速50キロメートルである。

答 〇

(平成31年3月出題)
貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量7,950キログラム、最大積載量4,500キログラムであって乗車定員2名の自動車の最高速度は、道路標識等により最高速度が指定されていない高速自動車国道の本線車道(政令で定めるものを除く。)においては、時速80キロメートルである。

答 ×

誤り。時速80キロメートル、が誤り。正しくは、時速100キロメートル。車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上の貨物自動車の場合は最高速度が時速80キロメートルである。

(平成31年3月出題)
貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量が4,995キログラムの自動車が、故障した車両総重量1,500キログラムの普通自動車をロープでけん引する場合の最高速度は、道路標識等により最高速度が指定されていない一般道路においては、時速40キロメートルである。

答 〇

車両総重量が2,000キログラム以下の車両を、その車両の車両総重量の3倍以上の車両総重量の自動車で、けん引する場合の最高速度は40キロメートルである。この場合、1,500キログラム×3=4,500キログラム以上の自動車でけん引するので当てはまる。

6.「道路交通法に照らした記述」、「車両通行帯等」、「車両の交通方法等」に関する問題

(令和元年8月 「道路交通法に照らした記述」で出題)
車両は、道路の中央から左の部分の幅員が6メートルに満たない道路において、他の車両を追い越そうとするとき(道路の中央から右の部分を見とおすことができ、かつ、反対の方向からの交通を妨げるおそれがない場合に限るものとし、道路標識等により追越しのため道路の中央から右の部分にはみ出して通行することが禁止されている場合を除く。)は、道路の中央から右の部分にその全部又は一部をはみ出して通行することができる。

答 〇

(令和2年8月 「車両の交通方法等」で出題)
車両は、車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて1番目の車両通行帯を通行しなければならない。ただし、自動車(小型特殊自動車及び道路標識等によって指定された自動車を除く。)は、当該道路の左側部分(当該道路が一方通行となっているときは、当該道路)に3以上の車両通行帯が設けられているときは、政令で定めるところにより、その速度に応じ、その最も右側の車両通行帯以外の車両通行帯を通行することができる。

答 〇

(令和元年8月 「道路交通法に照らした記述」で出題)
路側帯とは、歩行者及び自転車の通行の用に供するため、歩道の設けられていない道路又は道路の歩道の設けられていない側の路端寄りに設けられた帯状の道路の部分で、道路標示によって区画されたものをいう。

答 ×

歩行者及び自転車の通行の用に供するため、が誤り。正しくは、路側帯とは、歩行者の通行の用に供し、又は車道の効用を保つため、歩道の設けられていない道路又は道路の歩道の設けられていない側の路端寄りに設けられた帯状の道路の部分で、道路標示によつて区画されたものをいう。

(令和元年8月 「道路交通法に照らした記述」で出題)
自動車を運転する場合において、下図の標識が表示されている自動車は、肢体不自由である者が運転していることを示しているので、危険防止のためやむを得ない場合を除き、進行している当該表示自動車の側方に幅寄せをしてはならない。

R108問13画像

答 ×
選択肢の標識は聴覚障がい者標識なので誤り。正しくは、「四つ葉マーク」の標識が正しい。

(令和元年8月 「道路交通法に照らした記述」で出題)
高齢運転者等専用時間制限駐車区間においては、高齢運転者等標章自動車以外の車両であっても、空いている場合は駐車できる。

答 ×
誤り。高齢運転者等標章自動車に限る

7.「第一種免許の自動車免許の自動車の種類等」に関する問題

(令和元年8月出題)
大型免許を受けた者であって、21歳以上かつ普通免許を受けていた期間(当該免許の効力が停止されていた期間を除く。)が通算して3年以上のものは、車両総重量が11,000キログラム以上のもの、最大積載量が6,500キログラム以上のもの又は乗車定員が30人以上の大型自動車を運転することができる。

答 〇

(令和元年8月出題)
準中型免許を受けた者であって、21歳以上かつ普通免許を受けていた期間(当該免許の効力が停止されていた期間を除く。)が通算して3年以上のものは、車両総重量が7,500キログラム以上11,000キログラム未満のもの、最大積載量が4,500キログラム以上6,500キログラム未満の準中型自動車を運転することができる。

答 ×

誤り。設問の自動車を運転するには準中型免許ではなく、中型免許が必要。また中型免許を取得するには、20歳以上かつ普通免許取得2年以上の期間が必要

(令和元年8月出題)
運転免許証の有効期間の更新期間は、道路交通法第101条の2第1項に規定する場合を除き、更新を受けようとする者の当該免許証の有効期間が満了する日の直前のその者の誕生日の1ヵ月前から当該免許証の有効期間が満了する日までの間である。

答 〇

(令和元年8月出題)
普通自動車免許を平成30年4月10日に初めて取得し、その後令和元年5月21日に準中型免許を取得したが、令和元年8月25日に準中型自動車を運転する場合、初心運転者標識の表示義務はない。

答 ×

誤り。準中型自動車免許を受けていた期間(当該免許の効力が停止されていた期間を除く。)が通算して一年に達しないものは、初心運転者標識の表示義務がある

8.「酒気帯び運転等の禁止等」に関する問題

(令和2年8月出題)
(1) 何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。

(2) 何人も、酒気を帯びている者で、(1)の規定に違反して車両等を運転することとなるおそれがあるものに対し、【 A 】してはならない。

(3) 何人も、(1)の規定に違反して車両等を運転することとなるおそれがある者に対し、酒類を提供し、又は飲酒をすすめてはならない。

(4) 何人も、車両(トロリーバス及び旅客自動車運送事業の用に供する自動車で当該業務に従事中のものその他の政令で定める自動車を除く。)の運転者が酒気を帯びていることを知りながら、当該運転者に対し、当該車両を運転して自己を運送することを要求し、又は依頼して、当該運転者が(1)の規定に違反して運転する【 B 】してはならない。

(5) (1)の規定に違反して車両等(軽車両を除く。)を運転した者で、その運転をした場合において身体に血液1ミリリットルにつき0.3ミリグラム又は呼気1リットルにつき【 C 】ミリグラム以上にアルコールを保有する状態にあったものは、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。

 

A  ① 運転を指示    ② 車両等を提供

B  ① 車両に同乗    ② 機会を提供

C  ① 0.15       ② 0.25

 

 

 

 



答 A=2、B=1、C=1