道路交通法関係 1問1答形式の問題 H31.3~H30.3

1問1答3回分h3103-h3003道路交通法 1問1答

平成31年3月、平成30年8月、平成30年3月の過去問

3回分の過去問を分析し出る順番に並べ替えています。
試験問題ですと、問13から問17です。

問題文を読み、正・誤の判断をしてください。ただし、語群から選ぶ問題もあります。

※問題のすぐ右下に答えがあります。
問題文が 〇 の場合は簡単な解説は基本的にありません。(解説があったほうが理解が深まる問題は解説があります)
問題文が × の場合は簡単な解説があります。

スクロールし過ぎますと答えが見えますのでご注意ください。
パソコンで閲覧の場合:目次からページ内ジャンプしますと答えが見えてしまいますのでご了承ください。

 

問ごとの問題内容の比較

1問1答の前に問べつの問題内容を見てみましょう。
下記の表は過去問3回分の問13から問17の問題で問われている内容です。

道交法問べつ内容比較表H31.3-H30.3の3回分

道路交通法関係は、問べつに比較しますとほとんど違う内容になっています。
しかし、横断して重複している場合があります。例えば、「合図等」と「車両等の運転者の遵守事項等」で同じ選択肢が出題されている場合があります。

また横断して似たような選択肢が出題されていることもありますので、上記の表で赤字の部分は同じカテゴリーとして1問1答では並べ替えています。

だいたい問ごとに4つの選択肢があります。

次からの1問1答は、この選択肢を1問ずつにバラしています。
最初はこの方が勉強しやすいでしょう。是非ご活用ください。

 

1問1答 目次

1.「合図等」、「追越し等」、「車両の交通方法等」、「交差点等における通行方法」、「車両等の運転者の遵守事項等」に関する問題

2.「停車及び駐車等」に関する問題

3.「乗車、積載及び過積載」に関する問題

4.「過労運転に係る車両の使用者に対する指示」に関する問題

5.「運転者及び使用者の義務等」に関する問題

6.「交通事故の場合の措置」に関する問題

7.「車両等の運転者が規定に違反した場合等の措置」に関する問題

8.「自動車の法定速度」に関する問題

9.「車両通行帯等」に関する問題

 

1.「合図等」、「追越し等」、「車両の交通方法等」、「交差点等における通行方法」、「車両等の運転者の遵守事項等」に関する問題

(平成31年3月 「合図等」で出題)
停留所において乗客の乗降のため停車していた乗合自動車が発進するため進路を変更しようとして手又は方向指示器により合図をした場合においては、その後方にある車両は、その速度を急に変更しなければならないこととなる場合にあっても、当該合図をした乗合自動車の進路の変更を妨げてはならない。

 

 

 

答 ×

正しくは、停留所において乗客の乗降のため停車していた乗合自動車が発進するため進路を変更しようとして手又は方向指示器により合図をした場合においては、その後方にある車両は、その速度又は方向を急に変更しなければならないこととなる場合を除き、当該合図をした乗合自動車の進路の変更を妨げてはならない

 

(平成30年3月 「車両等の運転者の遵守事項等」で出題)
停留所において乗客の乗降のため停車していた乗合自動車が発進するため進路を変更しようとして手又は方向指示器により合図をした場合においては、その後方にある車両は、その速度を急に変更しなければならないこととなる場合にあっても、当該合図をした乗合自動車の進路の変更を妨げてはならない。

 

 

 

答 ×

正しくは、停留所において乗客の乗降のため停車していた乗合自動車が発進するため進路を変更しようとして手又は方向指示器により合図をした場合においては、その後方にある車両は、その速度又は方向を急に変更しなければならないこととなる場合を除き、当該合図をした乗合自動車の進路の変更を妨げてはならない

(平成31年3月 「合図等」で出題)
車両(自転車以外の軽車両を除く。)の運転者は、左折し、右折し、転回し、徐行し、停止し、後退し、又は同一方向に進行しながら進路を変えるときは、手、方向指示器又は灯火により合図をし、かつ、これらの行為が終わるまで当該合図を継続しなければならない。(環状交差点における場合を除く。)

 

 

 

答 〇

 

(平成30年3月 「車両の交通方法等」で出題)
車両の運転者は、左折し、右折し、転回し、徐行し、停止し、後退し、又は同一方向に進行しながら進路を変えるときは、手、方向指示器又は灯火により合図をし、かつ、これらの行為が終わるまで当該合図を継続しなければならない。(環状交差点における場合を除く。)

 

 

 

答 〇

 

(平成31年3月 「合図等」で出題)
車両(自転車以外の軽車両を除く。)の運転者が同一方向に進行しながら進路を左方又は右方に変えるときの合図を行う時期は、その行為をしようとする地点から30メートル手前の地点に達したときである。

 

 

 

答 ×

その行為をしようとする地点から30メートル手前の地点に達したとき、が誤り。正しくは、その行為をしようとする時の3秒前のとき

 

(平成31年3月 「合図等」で出題)
車両(自転車以外の軽車両を除く。)の運転者が左折又は右折するときの合図を行う時期は、その行為をしようとする地点(交差点においてその行為をする場合にあっては、当該交差点の手前の側端)から30メートル手前の地点に達したときである。(環状交差点における場合を除く。)

 

 

 

答 〇

 

(平成30年3月 「車両の交通方法等」で出題)
車両は、法令に規定する優先道路を通行している場合における当該優先道路にある交差点を除き、交差点の手前の側端から前に30メートル以内の部分においては、他の車両(軽車両を除く。)を追い越すため、進路を変更し、又は前車の側方を通過してはならない。

 

 

 

答 〇

 

(平成30年8月 「追越し等」で出題)
車両は、トンネル内の車両通行帯が設けられている道路の部分(道路標識等により追越しが禁止されているものを除く。)においては、他の車両を追い越すことができる。

 

 

 

答 〇

 

(平成30年8月 「追越し等」で出題)
車両は、他の車両を追い越そうとするときは、その追い越されようとする車両(以下「前車」という。)の右側を通行しなければならない。ただし、前車が法令の規定により右折をするため道路の中央又は右側端に寄って通行しているときは、前車を追越してはならない。

 

 

 

答 ×

前車を追越してはならない、が誤り。正しくは、前車の左側を通行しなければならない

 

(平成30年3月 「車両の交通方法等」で出題)
追越しをしようとする車両(後車)は、その追い越されようとする車両(前車)が他の自動車を追い越そうとしているときは、追越しを始めてはならない。

 

 

 

答 〇

 

(平成30年8月 「追越し等」で出題)
車両は、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため、停止し、若しくは停止しようとして徐行している車両等に追いついたときは、その前方にある車両等の側方を通過して当該車両等の前方に割り込み、又はその前方を横切ってはならない。

 

 

 

答 〇

 

(平成30年8月 「追越し等」で出題)
車両は、進路を変更した場合にその変更した後の進路と同一の進路を後方から進行してくる車両等の速度又は方向を急に変更させることとなるおそれがあるときは、速やかに進路を変更しなければならない。

 

 

 

答 ×

速やかに進路を変更しなければならない、が誤り。正しくは、進路を変更してはならない

 

(平成30年3月 「交差点等における通行方法」で出題)
左折又は右折しようとする車両が、法令の規定により、それぞれ道路の左側端、中央又は右側端に寄ろうとして手又は方向指示器による合図をした場合においては、その後方にある車両は、いかなる場合であっても当該合図をした車両の進路を妨げてはならない。

 

 

 

答 ×

いかなる場合であっても、が誤り。正しくは、その速度又は方向を急に変更しなければならないこととなる場合を除き

 

(平成30年3月 「交差点等における通行方法」で出題)
車両等は、交差点に入ろうとし、及び交差点内を通行するときは、当該交差点の状況に応じ、交差道路を通行する車両等、反対方向から進行してきて右折する車両等及び当該交差点又はその直近で道路を横断する歩行者に特に注意し、かつ、できる限り安全な速度と方法で進行しなければならない。

 

 

 

答 〇

 

(平成30年3月 「交差点等における通行方法」で出題)
車両等(優先道路を通行している車両等を除く。)は、交通整理の行われていない交差点に入ろうとする場合において、交差道路が優先道路であるとき、又はその通行している道路の幅員よりも交差道路の幅員が明らかに広いものであるときは、その前方に出る前に必ず一時停止しなければならない。

 

 

 

答 ×

その前方に出る前に必ず一時停止しなければならない、が誤り。正しくは、徐行しなければならない

 

(平成30年3月 「車両の交通方法等」で出題)
車両は、道路外の施設又は場所に出入するためやむを得ない場合において歩道等を横断するとき、又は法令の規定により歩道等で停車し、若しくは駐車するため必要な限度において歩道等を通行するときは、徐行しなければならない。

 

 

 

答 ×

徐行しなければならない、が誤り。正しくは、歩道等に入る直前で一時停止し、かつ、歩行者の通行を妨げないようにしなければならない

 

(平成30年3月 「交差点等における通行方法」で出題)
車両等は、横断歩道に接近する場合には、当該横断歩道を通過する際に当該横断歩道によりその進路の前方を横断しようとする歩行者がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道の直前で停止することができるような速度で進行しなければならない。

 

 

 

答 〇

 

(平成30年3月 「車両等の運転者の遵守事項等」で出題)
車両等の運転者は、身体障害者用の車椅子が通行しているときは、その側方を離れて走行し、車椅子の通行を妨げないようにしなければならない。

 

 

 

答 ×

その側方を離れて走行し、が誤り。正しくは、一時停止し、又は徐行して、車椅子の通行を妨げないようにしなければならない

 

(平成30年3月 「車両等の運転者の遵守事項等」で出題)
車両等の運転者は、高齢の歩行者でその通行に支障のあるものが通行しているときは、一時停止し、又は徐行して、その通行を妨げないようにしなければならない。

 

 

 

答 〇

 

(平成30年3月 「車両等の運転者の遵守事項等」で出題)
車両等の運転者は、児童、幼児等の乗降のため、車両の保安基準に関する規定に定める非常点滅表示灯をつけて停車している通学通園バス(専ら小学校、幼稚園等に通う児童、幼児等を運送するために使用する自動車で政令で定めるものをいう。)の側方を通過するときは、徐行して安全を確認しなければならない。

 

 

 

答 〇

 

2.「停車及び駐車等」に関する問題

(平成31年3月出題)
車両は、交差点の側端又は道路のまがりかどから5メートル以内の道路の部分においては、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため一時停止する場合のほか、停車し、又は駐車してはならない。

 

 

 

答 〇

 

(平成30年8月出題)
車両は、交差点の側端又は道路のまがりかどから5メートル以内の道路の部分においては、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため一時停止する場合のほか、停車し、又は駐車してはならない。

 

 

 

答 〇

 

(平成31年3月出題)
車両は、人の乗降、貨物の積卸し、駐車又は自動車の格納若しくは修理のため道路外に設けられた施設又は場所の道路に接する自動車用の出入口から5メートル以内の道路の部分においては、駐車してはならない。

 

 

 

答 ×
5メートル、が誤り。正しくは、3メートル

 

(平成31年3月出題)
車両は、消防用機械器具の置場若しくは消防用防火水槽の側端又はこれらの道路に接する出入口から5メートル以内の道路の部分においては、駐車してはならない。

 

 

 

答 〇

 

(平成31年3月出題)
車両は、火災報知機から5メートル以内の道路の部分においては、駐車してはならない。

 

 

 

答 ×
5メートル、が誤り。正しくは、1メートル

 

(平成30年8月出題)
車両は、法令の規定により駐車しようとする場合には、当該車両の右側の道路上に3メートル(道路標識等により距離が指定されているときは、その距離)以上の余地があれば駐車してもよい。

 

 

 

答 ×

3メートル、が誤り。正しくは、3.5メートル(道路標識等により距離が指定されているときは、その距離)以上の余地がないこととなる場所においては、駐車してはならない

 

(平成30年8月出題)
車両は、踏切の前後の側端からそれぞれ前後に10メートル以内の道路の部分においては、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため一時停止する場合のほか、停車し、又は駐車してはならない。

 

 

 

答 〇

 

(平成30年8月出題)
交通整理の行われている交差点に入ろうとする車両等は、その進行しようとする進路の前方の車両等の状況により、交差点に入った場合においては当該交差点内で停止することとなり、よって交差道路における車両等の通行の妨害となるおそれがあるときは、当該交差点に入ってはならない。

 

 

 

答 〇

 

3.「乗車、積載及び過積載」に関する問題

(平成31年3月出題)
積載物の高さは、3.8メートル(公安委員会が道路又は交通の状況により支障がないと認めて定めるものにあっては3.8メートル以上4.1メートルを超えない範囲内において公安委員会が定める高さ)からその自動車の積載をする場所の高さを減じたものを超えてはならない。

 

 

 

答 〇

 

(平成30年3月出題)
積載物の高さは、3.8メートル(公安委員会が道路又は交通の状況により支障がないと認めて定めるものにあっては3.8メートル以上4.1メートルを超えない範囲内において公安委員会が定める高さ)からその自動車の積載をする場所の高さを減じたものを超えてはならない。

 

 

 

答 〇

 

(平成31年3月出題)
車両(軽車両を除く。)の運転者は、当該車両について政令で定める乗車人員又は積載物の重量、大きさ若しくは積載の方法の制限を超えて乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。ただし、当該車両の出発地を管轄する警察署長による許可を受けてもっぱら貨物を運搬する構造の自動車の荷台に乗車させる場合にあっては、当該制限を超える乗車をさせて運転することができる。

 

 

 

答 〇

 

(平成30年3月出題)
車両(軽車両を除く。)の運転者は、当該車両について政令で定める乗車人員又は積載物の重量、大きさ若しくは積載の方法の制限を超えて乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。

 

 

 

答 〇

 

(平成31年3月出題)
警察署長は、荷主が自動車の運転者に対し、過積載をして自動車を運転することを要求するという違反行為を行った場合において、当該荷主が当該違反行為を反復して行うおそれがあると認めるときは、内閣府令で定めるところにより、当該自動車の運転者に対し、当該過積載による運転をしてはならない旨を命ずることができる。

 

 

 

答 ×

当該自動車の運転者に対し、当該過積載による運転をしてはならない旨、が誤り。正しくは、当該行為をした者(この問題の場合は、荷主)に対し、過積載をして自動車を運転することを要求する違反行為をしてはならない旨を命ずることができる

 

(平成30年3月出題)
警察署長は、荷主が自動車の運転者に対し、過積載をして自動車を運転することを要求するという違反行為を行った場合において、当該荷主が当該違反行為を反復して行うおそれがあると認めるときは、内閣府令で定めるところにより、当該自動車の運転者に対し、当該過積載による運転をしてはならない旨を命ずることができる。

 

 

 

答 ×

当該自動車の運転者に対し、当該過積載による運転をしてはならない旨、が誤り。正しくは、当該行為をした者(この問題の場合は、荷主)に対し、過積載をして自動車を運転することを要求する違反行為をしてはならない旨を命ずることができる

 

(平成30年3月出題)
自動車の使用者は、その者の業務に関し、自動車の運転者に対し、道路交通法第57条(乗車又は積載の制限等)第1項の規定に違反して政令で定める積載物の重量、大きさ又は積載の方法の制限を超えて積載をして運転することを命じ、又は自動車の運転者がこれらの行為をすることを容認してはならない。

 

 

 

答 〇
自動車の使用者=会社のことである。

 

(平成31年3月出題)
準中型自動車とは、大型自動車、中型自動車、大型特殊自動車、大型自動二輪車、普通自動二輪車及び小型特殊自動車以外の自動車で、車両総重量3,500キログラム以上、7,500キログラム未満のもの又は最大積載量2,000キログラム以上4,500キログラム未満のものをいう。

 

 

 

答 〇

 

4.「過労運転に係る車両の使用者に対する指示」に関する問題

(平成30年3月出題)
道路交通法に定める過労運転に係る車両の使用者に対する指示についての次の文中、A、B、C、Dに入るべき字句としていずれか正しいものを1つ選びなさい。

車両の運転者が道路交通法第66条(過労運転等の禁止)の規定に違反して過労により[ A ]ができないおそれがある状態で車両を運転する行為(以下「過労運転」という。)を当該車両の使用者(当該車両の運転者であるものを除く。以下同じ。)の業務に関してした場合において、当該過労運転に係る[ B ]が当該車両につき過労運転を防止するため必要な[ C ]を行っていると認められないときは、当該車両の使用の本拠の位置を管轄する公安委員会は、当該車両の使用者に対し、過労運転が行われることのないよう運転者に指導し又は助言することその他過労運転を防止するため[ D ]ことを指示することができる。

A  1. 運転の維持、継続      2. 正常な運転

B  1. 車両の使用者        2. 車両の所有者

C  1. 運行の管理         2. 労務の管理

D  1. 必要な施設等を整備する   2. 必要な措置をとる

 

 

 

答 A=2、B=1、C=1、D=2

 

5.「運転者及び使用者の義務等」に関する問題

(平成30年8月出題)
自動車の使用者等が法令の規定に違反し、当該違反により自動車の運転者が道路交通法第66条(過労運転等の禁止)に掲げる行為をした場合において、自動車の使用者がその者の業務に関し自動車を使用することが著しく道路における交通の危険を生じさせるおそれがあると認めるときは、当該違反に係る自動車の使用の本拠の位置を管轄する都道府県公安委員会は、当該自動車の使用者に対し、6ヵ月を超えない範囲内で期間を定めて、当該違反に係る自動車を運転してはならない旨を命ずることができる。

 

 

 

答 〇

 

(平成30年8月出題)
自動車を運転する場合においては、当該自動車が停止しているときを除き、携帯電話用装置、自動車電話用装置その他の無線通話装置(その全部又は一部を手で保持しなければ送信及び受信のいずれをも行うことができないものに限る。)を通話(傷病者の救護等のため当該自動車の走行中に緊急やむを得ずに行うものを除く。)のために使用してはならない。

 

 

 

答 〇

 

(平成30年8月出題)
車両等に積載している物が道路に転落し、又は飛散したときは、必ず道路管理者に通報するものとし、当該道路管理者からの指示があるまでは、転落し、又は飛散した物を除去してはならない。

 

 

 

答 ×

正しくは、車両等に積載している物が道路に転落し、又は飛散したときは、速やかに転落し、又は飛散した物を除去する等道路における危険を防止するため必要な措置を講じなければならない

 

(平成30年8月出題)
自動車の運転者は、故障その他の理由により高速自動車国道等の本線車道若しくはこれに接する加速車線、減速車線若しくは登坂車線(以下「本線車道等」という。)において当該自動車を運転することができなくなったときは、政令で定めるところにより、当該自動車が故障その他の理由により停止しているものであることを表示しなければならないが、本線車道等に接する路肩若しくは路側帯においては、この限りではない。

 

 

 

答 ×

本線車道等に接する路肩若しくは路側帯においては、この限りではない、が誤り。正しくは、自動車の運転者は、故障その他の理由により本線車道若しくはこれに接する加速車線、減速車線若しくは登坂車線(以下「本線車道等」という。)又はこれらに接する路肩若しくは路側帯において当該自動車を運転することができなくなつたときは、政令で定めるところにより、当該自動車が故障その他の理由により停止しているものであることを表示しなければならない。

 

6.「交通事故の場合の措置」に関する問題

(平成31年3月出題)
道路交通法に定める交通事故の場合の措置についての次の文中、A、B、C、Dに入るべき字句としていずれか正しいものを1つ選びなさい。

交通事故があったときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員は、直ちに車両等の運転を停止して、[ A ]し、道路における[ B ]する等必要な措置を講じなければならない。この場合において、当該車両等の運転者(運転者が死亡し、又は負傷したためやむを得ないときは、その他の乗務員)は、警察官が現場にいるときは当該警察官に、警察官が現場にいないときは直ちに最寄りの警察署の警察官に当該交通事故が発生した日時及び場所、当該交通事故における[ C ]及び負傷者の負傷の程度並びに損壊した物及びその損壊の程度、当該交通事故に係る車両等の積載物並びに[ D ]を報告しなければならない。

A  1. 事故状況を確認          2. 負傷者を救護

B  1. 危険を防止            2. 安全な駐車位置を確保

C  1. 死傷者の数            2. 事故車両の数

D  1. 当該交通事故について講じた措置  2. 運転者の健康状態

 

 

 

答 A=2、B=1、C=1、D=1

 

7.「車両等の運転者が規定に違反した場合等の措置」に関する問題

(平成30年8月出題)
車両等の運転者が道路交通法に定める規定に違反した場合等の措置についての次の文中、A、B、Cに入るべき字句としていずれか正しいものを1つ選びなさい。

車両等の運転者が道路交通法若しくは同法に基づく命令の規定又は同法の規定に基づく[ A ]した場合において、当該違反が当該違反に係る車両等の[ B ]の業務に関してなされたものであると認めるときは、都道府県公安委員会は、内閣府令で定めるところにより、当該車両等の使用者が道路運送法の規定による自動車運送事業者、貨物利用運送事業法の規定による第二種貨物利用運送事業を経営する者であるときは当該事業者及び当該事業を監督する行政庁に対し、当該車両等の使用者がこれらの事業者以外の者であるときは当該車両等の使用者に対し、当該[ C ]を通知するものとする。

A  1. 処分に違反   2. 指示に違反

B  1. 運行管理者   2. 使用者

C  1. 違反の内容   2. 指示の内容

 

 

 

答 A=1、B=2、C=1

 

8.「自動車の法定速度」に関する問題

(平成31年3月出題)
貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量5,995キログラムの自動車の最高速度は、道路標識等により最高速度が指定されていない片側一車線の一般道路においては、時速60キロメートルである。

 

 

 

答 〇

 

(平成31年3月出題)
貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量7,520キログラムの自動車は、法令の規定によりその速度を減ずる場合及び危険を防止するためやむを得ない場合を除き、道路標識等により自動車の最低速度が指定されていない区間の高速自動車国道の本線車道(政令で定めるものを除く。)における最低速度は、時速50キロメートルである。

 

 

 

答 〇

 

(平成31年3月出題)
貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量7,950キログラム、最大積載量4,500キログラムであって乗車定員2名の自動車の最高速度は、道路標識等により最高速度が指定されていない高速自動車国道の本線車道(政令で定めるものを除く。)においては、時速80キロメートルである。

 

 

 

答 ×

誤り。時速80キロメートル、が誤り。正しくは、時速100キロメートル。車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上の貨物自動車の場合は最高速度が時速80キロメートルである。

 

(平成31年3月出題)
貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量が4,995キログラムの自動車が、故障した車両総重量1,500キログラムの普通自動車をロープでけん引する場合の最高速度は、道路標識等により最高速度が指定されていない一般道路においては、時速40キロメートルである。

 

 

 

答 〇

車両総重量が2,000キログラム以下の車両を、その車両の車両総重量の3倍以上の車両総重量の自動車で、けん引する場合の最高速度は40キロメートルである。この場合、1,500キログラム×3=4,500キログラム以上の自動車でけん引するので当てはまる。

 

9.「車両通行帯等」に関する問題

(平成30年8月出題)
車両は、車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて1番目の車両通行帯を通行しなければならない。ただし、自動車(小型特殊自動車及び道路標識等によって指定された自動車を除く。)は、当該道路の左側部分(当該道路が一方通行となっているときは、当該道路)に3以上の車両通行帯が設けられているときは、政令で定めるところにより、その速度に応じ、その最も右側の車両通行帯以外の車両通行帯を通行することができる。

 

 

 

答 〇

 

(平成30年8月出題)
一般乗合旅客自動車運送事業者による路線定期運行の用に供する自動車(以下「路線バス等」という。)の優先通行帯であることが道路標識等により表示されている車両通行帯が設けられている道路においては、自動車(路線バス等を除く。)は、路線バス等が後方から接近してきた場合に当該道路における交通の混雑のため当該車両通行帯から出ることができないこととなるときであっても、路線バス等が実際に接近してくるまでの間は、当該車両通行帯を通行することができる。

 

 

 

答 ×

最後の部分が誤り。正しくは、一般乗合旅客自動車運送事業者による路線定期運行の用に供する自動車(以下「路線バス等」という。)の優先通行帯であることが道路標識等により表示されている車両通行帯が設けられている道路においては、自動車(路線バス等を除く。)は、路線バス等が後方から接近してきた場合に当該道路における交通の混雑のため当該車両通行帯から出ることができないこととなるときは、当該車両通行帯を通行してはならない

 

(平成30年8月出題)
車両(トロリーバスを除く。)は、車両通行帯の設けられた道路を通行する場合を除き、自動車は道路の左側に寄って、当該道路を通行しなければならない。ただし、追越しをするとき、法令の規定により道路の中央若しくは右側端に寄るとき、又は道路の状況その他の事情によりやむを得ないときは、この限りでない。

 

 

 

答 〇

 

1問1答形式の運行管理者試験問題(貨物)を3回分掲載しています。
スキマ時間に1問でも勉強したい方、電車移動の時に勉強したい方など、
試験を受ける方は是非ご活用ください。H31.3~H30.3道路交通法関係の問題です。(平成30年8月出題)
車両は、道路の中央から左の部分の幅員が6メートルに満たない道路において、他の車両を追い越そうとするとき(道路の中央から右の部分を見とおすことができ、かつ、反対の方向からの交通を妨げるおそれがない場合に限るものとし、道路標識等により追越しのため右側部分にはみ出して通行することが禁止されている場合を除く。)は、法令の規定にかかわらず、道路の中央から右の部分にその全部又は一部をはみ出して通行することができる。

 

 

 

答 〇